高橋まつりさん過労死事件の全貌|残されたSnsの叫びと母の現在
高橋まつりさん過労死事件の全貌|残されたSnsの叫びと母の現在を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。
事件発生当初、電通側は個人のメンタルヘルスの問題として処理しようとする動きを見せました。しかし、母親の高橋幸美さんと代理人弁護士の徹底した調査により、入退館記録や社内メール、SNSの投稿履歴から凄惨な労働実態が次々と浮き彫りになりました。
必読記事
2016年9月、三田労働基準監督署は高橋まつりさんの自死を労災(労働災害)と認定しました。認定にあたって重視されたのは以下の2点です。
第一に、本配属となった2015年10月以降の時間外労働が月約105時間に達し、国の定める「過労死ライン」を大幅に超えていた事実です。会社側には「月69.9時間」と過少申告させられていたものの、実際の入退館ログにより極限の長時間拘束が立証されました。
第二に、職場における執拗なパワーハラスメントです。上司から「君の残業時間の20時間は会社にとって無駄」「女子力がない」「目が充血したまま出社するな」といった人格を否定する叱責を日常的に受けていたことが確認され、心理的負荷が極めて高かったと判断されました。