「動け動け動け」碇シンジの絶叫に隠された庵野秀明の真意と裏設定

「動け動け動け」碇シンジの絶叫に隠された庵野秀明の真意と裏設定に関する話題のニュースを速報でお届けします。関心のある方は必見です。

なぜエヴァンゲリオン初号機は、シンジの叫びに応えるように動いたのか。総監督・庵野秀明が劇中に組み込んだ設定と演出には、作品の根幹に関わる重大な真実が隠されている。初号機の中核には、かつて実験事故によって肉体を失ったシンジの母・碇ユイの魂が宿っているという裏設定だ。

シンジが叫ぶ「動け」は、単なる兵器への稼働要求ではない。それは無意識下における「母親への救済要請」であり、母性を目覚めさせる引き金だった。直後に初号機が獣のような咆哮を上げ、使徒を喰らう暴走状態へと突入する展開は、兵器の覚醒というよりも、我が子を守るためにタガが外れた「母性の暴走」そのものを描いていたと言える。庵野秀明は冷徹なSF表現の裏側に、最も執拗でドロドロとした人間愛と狂気を潜ませていたのだ。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest