なぜ凶器の象徴に?アイスホッケーマスク誕生の歴史とジェイソンの謎

なぜ凶器の象徴に?アイスホッケーマスク誕生の歴史とジェイソンの謎の真相について、最新情報を詳しくお届けします。

映画『13日の金曜日』シリーズの殺人鬼ジェイソンといえばアイスホッケーマスク姿が定着していますが、実は第1作(1980年)や第2作(1981年)ではこの姿で登場していません。第1作の犯人は母親のパメラであり、第2作のジェイソンは穴を開けた麻袋を頭に被っていました。

彼がトレードマークとなるマスクを手に入れたのは、シリーズ3作目となる『13日の金曜日 PART3』(1982年)のことです。マスク採用のきっかけは、綿密に計算されたキャラクター設定ではなく、撮影現場の偶然と効率化から生まれました。当時、特殊メイクの照明効果をテストする際、メイク時間を短縮するために3D効果スーパーバイザーでホッケーファンだったマーティン・サドフが、私物として持っていたデトロイト・レッドウィングスのマスクをスタントマンに被せたのが始まりです。

その異様な無機質さと威圧感に目を留めたスティーヴ・マイナー監督が本編での採用を即決。劇中でジェイソンが犠牲者の一人からマスクを奪い取る展開が描かれ、ホラー映画史に燦然と輝くビジュアルが完成しました。以降、ハロウィンやイベントにおけるアイスホッケーマスクのコスプレ需要は不動のものとなり、ポップカルチャーの代表格として世界中に拡散していきました。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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