京アニ事件の全貌|動機の真相と死刑判決・再建への歩みを追う
今注目を集めている 京アニ事件の全貌|動機の真相と死刑判決・再建への歩みを追うについて、多角的な視点を整理して公開しています。
惨劇の舞台となったのは、京都府京都市伏見区にあった京都アニメーション 第1スタジオでした。閑静な住宅街に佇むこの場所は、数々の名作アニメーションを生み出してきた制作の中枢でした。事件当日の発生経緯を時系列で振り返ります。
【2019年7月18日の発生タイムライン】
- 午前10時00分頃:青葉真司被告が近隣のガソリンスタンドでガソリン約40リットルを購入し、携行缶を台車に乗せて第1スタジオへ向かう。
- 午前10時31分頃:第1スタジオ正面玄関から侵入。「死ね」と叫びながら螺旋階段付近や従業員に向けてガソリンをぶちまけ、ライターで着火。
- 午前10時33分頃:爆燃現象(爆発的な燃焼)が発生。猛烈な熱風と有害な黒煙が一瞬にして3階建ての建物全体に充満。
- 午前10時35分過ぎ:近隣住民や通行人からの119番通報が殺到。自力で脱出した負傷者たちの救護活動が始まる。
- 午後3時19分:発生から約5時間後に延焼の勢いが収まるも、翌19日朝の完全鎮火までに約20時間を要した。
法廷で明かされた京アニ事件の生存者による証言では、「一瞬で視界が真っ黒になり、呼吸ができなくなった」「熱風で皮膚が焼ける感覚の中で非常階段を目指した」という過酷な極限状態が語られました。螺旋階段を通じて瞬時に吹き上がった煙と炎により、避難経路を絶たれた多くの尊い命が建物内に取り残される結果となりました。