ド派手衣装の舞台裏と警察警備!世界が目撃する北九州成人式の全貌

ド派手衣装の舞台裏と警察警備!世界が目撃する北九州成人式の全貌を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

あでやかな金銀の糸で縫い上げられた大蛇の刺繍、長さ数メートルに及ぶ特別誂えの裾引き。一見すると型破りな「ド派手衣装」だが、その裏には極めて高度な伝統技術と途方ない製作コストが隠されている。地元の着付け師である井手尾みどり氏をはじめ、過酷なオーダーに応える職人たちの手仕事なくして、この光景は成立しない。半年前からデザインの打ち合わせが始まり、手刺繍や特殊染色を施す作業は数ヶ月におよぶ。

一着あたりの製作費用は、安くとも数十万円、こだわりを極めた特注品となれば100万円から300万円オーバーに達することも珍しくない。新成人たちはアルバイトを掛け持ちし、年単位で準備資金を積み立ててこの一日を迎える。こうした過熱する需要は、衰退が叫ばれて久しい和装レンタル・和服縫製業界において思いがけない技術継承の場となり、若者サブカルチャー・ストリートファッションの意匠を伝統着物に融合させる独自の発展を促している。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest