歴史を架ける石の絶景!諫早眼鏡橋が誇る構造の秘密と魅力を追う
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天保年間、本明川は度重なる大洪水に見舞われ、木造の橋が流されては架け直される苦難の歴史を繰り返していた。この惨状を食い止めようと立ち上がったのが、第11代諫早領主の諫早茂敬だ。「いくら大雨が降っても絶対に流されない頑丈な橋を架ける」という強い意志のもと、一大プロジェクトが始動した。
その大命を受けたのが、石工の棟梁である井上甚兵衛である。彼は長崎の眼鏡橋をはじめとする各地の架橋技術を徹底的に研究し、地元の堅固な石材を選定。激流にも耐えうる架橋設計に命を削った。数々の困難を乗り越えて1839年に完成した橋は、その後100年以上もの間、一度として流失することがなかった。