耐熱ガラス容器はオーブンで割れる?知っておくべきNg行為と活用術
耐熱ガラス容器はオーブンで割れる?知っておくべきNg行為と活用術の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。
キッチンで使われるガラス製品には、大きく分けて「強化ガラス」と「耐熱ガラス」の2種類が存在します。この2つを混同していると、重大な事故につながる恐れがあります。
強化ガラスと耐熱ガラスの決定的な違いは、素材の性質と強化方法です。強化ガラス(全面物理強化ガラスなど)は、物理的な衝撃には極めて強いものの、熱膨張率を抑えた素材ではないため熱変化には非常に弱い特性を持ちます。強化ガラスをオーブンや電子レンジで加熱すると、内部応力のバランスが崩れ、前触れなく粉々に破裂(爆発飛散)する危険があります。
一方、オーブン調理に使えるのはホウケイ酸ガラスなどを主原料とした「耐熱ガラス」です。ただし、耐熱ガラスであっても「オーブントースターの直近ヒーター」や「ガスコンロ・IHの直火」での使用はNGとされています。直火の強烈な炎や、トースターの近接したヒーター管からの局所照射は、耐熱温度差を局所的に大幅超過させ、一瞬でガラスを破壊してしまうためです。