2017年流行語大賞を総括!「忖度」「インスタ映え」W大賞の真実
2017年流行語大賞を総括!「忖度」「インスタ映え」W大賞の真実に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。
新語・流行語大賞の歴代受賞作を俯瞰すると、2017年は「昭和・平成的な組織文化」と「令和へと続くデジタル個人主義」の境界線となった年であることがよく分かります。
2010年代半ばまでは「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」(2013年)のように、テレビ発の共通言語が圧倒的なシェアを占めていました。しかし2017年を境に、「インスタ映え」に代表されるSNS発のライフスタイル用語や、YouTube・サブスクリプションを通じた個人の趣味嗜好の細分化が一気に加速しました。
また、「忖度」や「睡眠負債」という言葉の定着は、日本企業や官僚機構に根付いていた「不透明な同調圧力」や「長時間労働を美徳とする根性論」に対する厳しい見直しの契機となりました。単なる一過性の流行にとどまらず、現在も「映え」という短縮語が日常会話に溶け込み、健康経営やコンプライアンス遵守が企業の必須命題となっている事実こそが、2017年の流行語が残した最大の遺産です。