心に刺さる感動の名作ズラリ!プロ厳選の最高な邦画おすすめ30選
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現代の日本映画を語るうえで、是枝裕和と濱口竜介という二人の監督の足跡を外すことはできない。カンヌ国際映画祭で最高賞に輝いた実績を持つ是枝裕和は、家族のあり方や社会からこぼれ落ちる個人の声を拾い上げ、世界中の映画ファンに深い問いを投げかけてきた。登場人物の静かな吐息までをも捉えるカメラワークは、観る者の倫理観を優しく、しかし確実にかき乱す。
一方で、濱口竜介の快進撃も世界的な現象となった。村上春樹の短編を原作とした『ドライブ・マイ・カー』は、米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞し、日本映画の可能性を新たな次元へと引き上げた。長尺の対話劇でありながら一瞬たりとも観客の集中を途切れさせない脚本構成と、俳優から引き出す圧倒的なリアリティ。彼らが手がけるヒューマンドラマは、単なる感情の移ろいを超えて、人間の根底にある孤独や救済をあぶり出している。