アラブの白い服の名前とは?男性が白で女性が黒を着る理由と砂漠の知恵
アラブの白い服の名前とは?男性が白で女性が黒を着る理由と砂漠の知恵について徹底解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
アラブ男性の装飾を語る上で欠かせないのが、頭部を覆う布とそれを固定する黒い輪です。
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頭に被る正方形の布は、無地の白を「グトラ」、赤と白の格子柄のものを「シュマグ」、黒と白の柄のものを「クーフィーヤ」と呼びます。この布は単なる装飾ではなく、砂嵐(シャマール)の際に顔を覆って砂の吸入を防ぎ、首筋の日焼けを防ぐ実用的な防護具としての役割を果たします。
そして、布が風で飛ばないように頭の上に乗せる黒い二重の輪が「イガール(Igal)」です。イガールの起源は、遊牧民がラクダを休ませる際に足を縛っていたロープにあります。移動時には紛失を防ぐために頭の上に載せて運んでいた習慣が、長い年月を経て洗練されたアクセサリーへと変化しました。現在では羊毛や合繊コードで作られ、着用者の気品を引き立てる象徴的なアイテムとなっています。