背中に卵を背負うカエルの衝撃!皮膚で育てる驚愕の生存戦略
背中に卵を背負うカエルの衝撃!皮膚で育てる驚愕の生存戦略の特集記事を解説します。最新トレンドが詰まっています。
ピパピパのように皮膚の内部へ卵を埋め込むタイプとは異なり、背中を「輸送手段」として巧みに利用するのが中南米の熱帯雨林に暮らすヤドクガエルの仲間だ。鮮やかな警戒色を纏った彼らは、陸上の湿った落ち葉の下などに卵を産む。そして、オスが定期的に水分を運んで補給し、卵をカビや乾燥から守る。
孵化の瞬間が訪れると、真のドラマが始まる。孵化した幼生(オタマジャクシ)は親の背中に這い登り、特殊な粘液で背中にしっかりと固定される。親カエルは子供たちを背負ったまま樹上の高い場所へ登り、ツル植物の葉の根元に溜まったわずかな水たまりへと運んでいく。さらにメスは定期的にその水たまりを訪れ、子供の餌となる無精卵を産み落とす。精巧な育児嚢を持つ種や、こうした過保護とも言える献身的なケアを行う種など、進化のバリエーションは驚くほど多様だ。