カルロス・ゴーンの出身地と国籍の真相!逃亡劇と現在のレバノン生活
話題沸騰中の カルロス・ゴーンの出身地と国籍の真相!逃亡劇と現在のレバノン生活について、多角的な視点を整理して公開しています。
カルロス・ゴーンの出自を語るうえで欠かせないのが、3つの大陸を跨ぐ複雑なファミリーヒストリーです。彼は1954年3月9日、ブラジル中西部のロンドニア州ポルト・ヴェーリョで誕生しました。アマゾンの熱帯雨林に近いこの開拓地で生まれたことが、彼の最初の公式な出身地となります。
彼の祖父であるビシャラ・ゴーンは、20世紀初頭にレバノンからブラジルへと渡った移民でした。ゴム貿易や農業ビジネスで成功を収めた一族の血筋を引く父親のジョルジュと、同じくレバノン系移民の家系に生まれた母親のローズの間に生まれたカルロスは、出生地主義を採用するブラジルにおいて、生まれながらにブラジル国籍を取得しました。
さらに、血統主義をとるレバノンの法律に基づき、ルーツであるレバノン国籍も保有。のちにフランスの高等教育機関へ進学し、同国社会への貢献が認められたことでフランス国籍を取得しました。このようにして、彼の手元には「ブラジル・レバノン・フランス」という3つの強力なパスポートが揃うことになり、いかなる単一国家の枠組みにも囚われない無国籍的なコスモポリタン気質が形成されたのです。