真珠湾攻撃の暗号は米軍に解読されていたのか?陰謀論の真相を徹底検証
真珠湾攻撃の暗号は米軍に解読されていたのか?陰謀論の真相を徹底検証の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
Q1:「ニイタカヤマノボレ」の電文は、具体的に誰がどこから送信したのですか?
A1:1941年12月2日午後5時30分、連合艦隊司令長官・山本五十六大将の命により、広島湾・柱島泊地に停泊していた旗艦戦艦「長門」から発信されました。この電報は千葉県の船橋海軍送信所などを経由して中継され、ハワイへ向けて航行中だった南雲機動部隊に受信されました。
Q2:米軍が真珠湾攻撃を事前に知っていたという噂は完全に嘘なのですか?
A2:歴史学および軍事史の確定的な結論として、米軍中枢が「真珠湾が攻撃される日時と場所」を事前に知っていたという証拠は存在せず、陰謀論は否定されています。米軍は外交暗号(パープル)を解読して開戦が近いことは認識していましたが、攻撃地点は東南アジア(フィリピンや英領マレー)だと確信しており、ハワイへの奇襲は完全に想定外でした。
Q3:なぜ「トラトラトラ」という言葉が選ばれたのですか?
A3:「トラ」はモールス信号で「突撃」を意味する「ト(・・―・・)」と「雷撃」を意味する「ラ(・・・)」を組み合わせた通信略号です。また、「虎は千里を行って千里を帰る」ということわざにちなみ、攻撃隊の全機無事帰還を祈念する意味合いも重ね合わされていたとされています。
Q4:開戦通告が遅れて「だまし討ち」になったのは誰の責任ですか?
A4:主たる原因は、ワシントンの在米日本大使館における暗号解読・タイピング処理の遅れという事務的・組織的失策です。日本政府・軍部は本来、攻撃開始の30分前(ワシントン時間午後1時)に通告を完了させる計画でしたが、大使館側の不手際により攻撃後約1時間20分が経過してからの手交となってしまいました。