エンシュアだけで生きる全真相!医師と栄養士が暴くリスクと効果
エンシュアだけで生きる全真相!医師と栄養士が暴くリスクと効果を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。
臨床現場で主に処方される製剤には、スタンダードなエンシュア・リキッドと、エネルギー濃度を高めたエンシュア・Hの2種類が存在する。前者は1mLあたり1kcal、後者は1.5kcalとカロリー密度が異なり、患者の必要エネルギー量や水分制限の有無に応じて使い分けられる。どちらも主要タンパク源として乳清タンパクとカゼインを組み合わせ、理想的なアミノ酸スコア100を達成している点が特徴だ。
また、脂質成分には代謝の早い中鎖脂肪酸(MCT)を取り入れ、エネルギー変換の効率を高める工夫が施されている。消化管に大きな負担をかけず素早く吸収されるため、病中病後の体力低下時や重度の食欲不振時には絶大な効果を発揮する。しかし、この「完璧すぎる吸収効率」こそが、健康な消化器官にとっては諸刃の剣となり得るのだ。