山梨女児不明「ボランティアがおかしい」はなぜ?逮捕トラブルと怪しい噂の真相
山梨女児不明「ボランティアがおかしい」はなぜ?逮捕トラブルと怪しい噂の真相について詳しく解説いたします。詳細な分析をお届けします。
「ボランティアがおかしい」という噂は、単なるネット上の妄想や杞憂だけで生まれたわけではありません。現地では警察の初動捜査や安全管理を著しく妨害する深刻な実被害・事件化が複数件発生していました。山梨県警の当時の発表および大手報道機関のアーカイブデータから、実際に起きた主なトラブルを整理します。
最も社会に衝撃を与えたのが、捜索に参加していたボランティアの男による現行犯逮捕事件です。2019年9月下旬、美咲ちゃんの捜索活動に加わっていた都内在住の30代男性が、キャンプ場周辺の山中で山梨県警の警察官から職務質問を受けた際、所持していた刃物(斧または刃物類)を見せて脅迫的な態度を取ったとして、公務執行妨害容疑でその場で逮捕されました。この凶行は「女児捜索の現場に刃物を持った危険人物が入り込んでいた」という事実として全国に報じられ、世間の不信感を決定的なものにしました。
また、現場の捜索リソースを浪費させる「二重遭難」も発生しました。同年9月27日には、捜索活動に参加していた20代の男性ボランティアが崖から約10メートル下に滑落し、右腕を骨折するなどして身動きが取れなくなる事故が発生。翌朝になって警察のヘリコプターや山岳救助隊によって救助されました。本来であれば女児の捜索に投入されるべき貴重な警察・自衛隊の戦力が、無計画な一般ボランティアの救助作業に割かれるという本末転倒な事態を招き、現地指揮本部や世論から強い批判を浴びることとなりました。