幸せを遠ざける罠とは?科学が明かす「今すぐ手放すべき悪習慣」
幸せを遠ざける罠とは?科学が明かす「今すぐ手放すべき悪習慣」について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。
85年以上にわたり数百人の被験者の生涯を追跡し続けている歴史的な調査、ハーバード大学成人発達研究。この壮大なプロジェクトの現ディレクターを務めるロバート・ウォールディンガーは、TEDトークや著書を通じて極めて明快なメッセージを発信し続けている。富でも名声でもなく、私たちの健康と幸福を決定づけるのは「温かな人間関係」に他ならない。
研究が突き止めた最も恐るべき発見は、孤独がもたらす肉体的・精神的ダメージの大きさだ。社会的な孤立感は、1日にタバコを15本吸うのと同等、あるいはそれ以上に寿命を縮めるリスク要因となる。どれほど健康的な食事を摂り、運動を習慣化していても、心を許せる人間関係が断絶していれば、幸福度は劇的に低下していく。
私たちが真に避けるべきは、表面的な知り合いの数を増やすことに熱中し、親密なつながりを育む労力を惜しむ怠慢だ。たった一人でもいい。夜中にどうしても苦しいとき、ためらわずに電話をかけられる相手がいるかどうかが、人生の質を左右する。