全警察を嘲笑ったPc遠隔操作事件の闇!誤認逮捕と真犯人の狂気
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誤認逮捕を認め、謝罪に追い込まれた警察をあざ笑うかのように、真犯人は「真犯人宣言」をメディア各社に送りつけた。犯人は通信元を隠蔽するため、匿名化ネットワーク「Tor」を巧妙に悪用。捜査の手をすり抜けながら、警察やメディアに挑戦状とも言えるクイズを出題し続けた。
そのハイライトとなったのが、神奈川県の観光地・江の島を舞台にした劇的な展開だ。犯人は「新春のパズル」と称し、江の島に生息する野良猫の首輪に、犯行に使われたウイルスのソースコードや新たなメッセージを収めたマイクロSDカードを取り付けた。
だが、この過剰な自己顕示欲こそが致命的な綻びとなった。江の島周辺に張り巡らされた防犯カメラの映像を地道にリレー解析した結果、不審な動きで猫に近づく一人の男が浮上する。それが、元IT関連企業社員の片山祐輔だった。Torで完璧に足取りを消していたはずのサイバー犯罪者が、現実世界の物理的なカメラによって特定された瞬間だった。