岡田准一の20代はなぜ伝説に?国宝級の美少年から本格肉体派へ覚醒した真相
岡田准一の20代はなぜ伝説に?国宝級の美少年から本格肉体派へ覚醒した真相とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。
岡田准一がなぜ常軌を逸したレベルで格闘技に打ち込むようになったのか。その導火線となった作品が、2005年公開の映画『フライ,ダディ,フライ』でした。直木賞作家・金城一紀の小説を映像化した本作で、彼は堤真一演じる平凡なサラリーマンにケンカの特訓を施す謎の在日高校生・スンシンを好演。この撮影現場で金城一紀と深い信頼関係を結んだことが、彼の運命を決定づけます。
金城氏から「岡田くんが本気で身体を張れるアクションドラマを作りたい」と持ちかけられ、2007年に結実したのが連続ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』でした。主演の要人警護官・井上薫役を演じるにあたり、岡田准一はクランクインの1年以上前から過酷なトレーニングを開始します。「岡田准一 格闘技 ジークンドー きっかけ」として広く知られるこの準備期間において、彼はブルース・リーが創始した実戦武術「ジークンドー(截拳道)」、東南アジアの伝統武術「カリ(エスクリマ)」、そして総合格闘技「USA修斗」の門を叩きました。
撮影現場のスタッフが証言するように、彼のアクション追求は「役作り」という生易しい枠組みを遥かに逸脱していました。スタントマンを使わず、自らコンマ数秒の格闘振付を検証。相手のパンチをわずか数センチでかわし、流れるように関節を極めるその初速とキレは、本物のプロ警護官や格闘家が舌を巻くレベルに達していたのです。岡田准一の筋肉と体型の変化は、虚構の画面に「本物の説得力」を吹き込むための、必然の代償でした。