中島みゆき「恩知らず」の意味とは?歌詞の真相と痛快な決別の心理
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本作は、2012年10月期に放送された日本テレビ系水曜ドラマ『東京全力少女』の主題歌として書き下ろされました。中島みゆきが同局の連続ドラマ主題歌を手掛けるのは、社会現象を巻き起こした1994年の『家なき子』(主題歌「空と君のあいだに」)以来、実に18年ぶりのことでした。
ドラマは、武井咲が演じる猪突猛進で底抜けに明るい主人公・佐伯麗が、15年ぶりに再会した破天荒な実の父親(渡部篤郎)を立ち直らせようと、東京を舞台に全力で空回りしながら疾走する痛快コメディです。制作陣が求めたのは、画面を突き破るようなエネルギッシュさと、不条理な現実に直面してもへこたれない主人公のバイタリティでした。
シングル発売日は2012年10月24日。続けて同年11月21日にリリースされた通算40枚目のオリジナルアルバム『常夜灯』にも収録され、重厚で内省的なバラードが並ぶアルバムの中で、際立った存在感を放ちました。ドラマの中で武井咲が見せるコミカルでひたむきな姿と、アップテンポなブラスセクションに乗せて歌われる「泣いてすがるとでも思ってたの」という啖呵(たんか)は完璧にシンクロし、視聴者の心を爽快に掴んだのです。