血圧正常なのに脈拍が高い…その危険なサインと心拍数の真相
血圧正常なのに脈拍が高い…その危険なサインと心拍数の真相にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
家庭血圧測定の際によく見られるのが、血圧正常 脈拍高い 理由を巡る不安です。血圧が至適範囲(例:118/74mmHg)にあるにもかかわらず、脈拍が90〜105回/分と高止まりする現象には、循環血液量を維持しようとする生体の補正反応が関わっています。
代表的な要因の一つが「脱水」や「隠れ貧血」です。体内を巡る血液の総量が減少すると、血管内の圧力を維持するために心臓は1回あたりの拍出量を減らし、その分拍動スピードを上げて全身に酸素を届けようとします。また、慢性的な寝不足やカフェイン・アルコールの過剰摂取、甲状腺ホルモンの過剰分泌(バセドウ病など)でも、血圧が上がる前に心拍数だけが跳ね上がる病態が頻発します。
一方で、血圧高い 心拍数低い 原因にも警戒が必要です。血圧が急激に上昇した際、首の頸動脈洞や大動脈弓にある圧力センサー(圧受容器)が働き、これ以上の血圧上昇を防ぐために脳幹経由で心拍数を落とす「圧受容器反射(バロリフレックス)」が生じます。ただし、収縮期血圧が著しく高い状態で脈拍が40〜50回台まで落ち込んでいる場合、心臓の電気刺激伝導系に障害が起きる「房室ブロック」や「洞不全症候群」、頭蓋内圧亢進(クッシング現象)などの重篤な疾患が疑われます。