【プロ直伝】塩ビパイプのねじ切りで失敗しない!水漏れを防ぐ道具と極意
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樹脂管の加工で最も多い失敗は、切削時の「むしれ」と「熱膨張による寸法狂い」である。これを回避する絶対条件が、専用チェーザの選定だ。鋼管用のチェーザは切刃のすくい角が金属切削用に最適化されており、樹脂に当てると食い込みすぎてパイプ本体を割ってしまうか、削りカスが詰まって刃先を焼き付かせる。必ず樹脂・非鉄対応として設計されたダイヘッド・チェーザを装着しなければならない。
管種による適性の見極めも命運を分ける。一般にねじ切りが許容されるのは、十分な肉厚を持つ硬質ポリ塩化ビニル管 (VP管)に限られる。肉薄のVU管にねじを切る行為は、管自体の強度を致命的に損なうため現場では厳禁だ。専用チェーザの刃先形状は、樹脂特有の粘りと弾性を考慮した鋭角な研磨が施されており、切り屑を滑らかに逃がすポケット構造を持つ。道具をケチって手元の鋼管用刃物で代用した瞬間に、施工不良へのカウントダウンが始まる。