イトーヨーカドーたまプラーザ店の閉店は本当?最新実態を独自調査
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火のない所に煙は立たないと言われるように、地域で噂が定着した背景には大手流通業界が直面する構造改革の波が深く関係しています。具体的には以下の3点が主な要因として挙げられます。
第1の要因は、セブン&アイ・ホールディングスによる大規模な店舗削減計画です。同グループは数年にわたり不採算店舗の整理を進めており、地方都市を中心に全国各地の総合スーパー(GMS)を次々と閉店させました。首都圏の店舗であっても閉鎖リストに掲載される事例が全国ニュースで連日報じられた結果、「たまプラーザ店も対象に含まれているのではないか」という連想が先行しました。
第2の要因は、直営アパレル事業からの完全撤退に伴うフロア縮小です。イトーヨーカ堂は祖業ともいえる衣料品の自社企画・販売から撤退する方針を打ち出しました。これにより、たまプラーザ店でも衣料品売り場の大幅な整理が行われ、一時的に商品棚が寂しくなった時期がありました。売場の急激な変化を目撃した買物客が「在庫処分に入った」「撤退の予兆ではないか」と受け止めたことが噂に拍車をかけました。
第3の要因は、近隣商業施設との激しい競合環境です。駅直結のたまプラーザ テラスが若年層や感度の高いファミリー層を惹きつける一方、目の前には老舗の東急百貨店が鎮座しています。かつての「衣食住がワンストップで揃う昭和のデパート型GMS」というビジネスモデル自体が曲がり角を迎えているという業界全体の課題が、住民側の危機感と合致してしまったと言えます。