全国で相次ぐ脅迫犯罪、なぜ警察の手は届かないのか——「誘拐予告メール」の裏に潜む闇プロバイダと国境の壁【2026年最新追跡】
全国で相次ぐ脅迫犯罪、なぜ警察の手は届かないのか——「誘拐予告メール」の裏に潜む闇プロバイダと国境の壁【2026年最新追跡】にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
多くの誘拐予告メールで用いられているのが、メールヘッダの改ざん技術(スプーフィング)だ。送信者は第三者の実在するメールアドレスや、架空のドメインを差出人として偽装する。受信した側が返信しても犯人には届かず、無関係な一般人や団体が被害者として疑われるような罠が仕掛けられていることもある。
また、犯人は自身のPCやスマートフォンから直接送信するのではなく、乗っ取られたIoT機器(ネットワークカメラやルーター)で構築されたボットネットを介して一括送信を行う。命令を出している真の犯人の端末は一切表に出ないため、押収された機器をいくら解析しても「乗っ取られた被害者」に行き着くだけという不条理な構造が出来上がっている。