道端のケシの花は違法?植えてはいけない種類の見分け方と通報基準
道端のケシの花は違法?植えてはいけない種類の見分け方と通報基準について詳しく解説いたします。詳細な分析をお届けします。
道路のアスファルトの隙間や街路樹の根元などで、淡いオレンジ色の花を群生させている植物を目にしたことがある方も多いはずです。これは地中海沿岸原産の「ナガミヒナゲシ」と呼ばれる外来植物です。
結論から言えば、ナガミヒナゲシには麻薬成分が含まれておらず、法律上の違法植物ではありません。そのため、見つけたからといって警察へ通報する必要はありません。
しかし、ナガミヒナゲシには別の観点から強い危険性が指摘されています。
① 驚異的な繁殖力と生態系への影響
1つの果実に約1,600〜2,000粒もの微小な種子が入っており、1株で最大15万粒以上の種をばらまきます。さらに、他の植物の生育を阻害する化学物質を根から分泌する「アレロパシー活性」が強く、在来の植物を駆逐してしまう恐れがあります。
② アルカロイドによる皮膚炎リスク
茎や葉を傷つけると出てくる黄色い乳汁には有毒なアルカロイド成分が含まれており、素手で触るとかぶれや水ぶくれなどの接触性皮膚炎を引き起こす危険があります。特に小さな子どもやペットが触れないよう注意が必要です。
自宅の敷地内でナガミヒナゲシを駆除する場合は、種ができる前の開花時期に、必ずゴム手袋や軍手を着用して根元から抜き取るのが基本です。抜き取った株は種が飛散しないよう可燃ごみ袋に密閉して処分します。