赤ちゃんのベロが白いのはなぜ?母乳カスと鵞口瘡の見分け方と受診目安
赤ちゃんのベロが白いのはなぜ?母乳カスと鵞口瘡の見分け方と受診目安の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
鵞口瘡の原因となる「カンジダ・アルビカンス」は、実は特別な病原菌ではなく、人間の皮膚や腸内、女性の膣内などに普段から存在する「常在菌」です。決して不衛生にしていたから発症するわけではありません。
生後1ヶ月前後の赤ちゃんが鵞口瘡を発症しやすい背景には、以下のような要因が存在します。
出産時に母親の産道を通る際、産道内にいたカンジダ菌に接触して感染する「産道感染」は典型的なルートの1つです。また、乳児期は口内の常在菌バランスや免疫機能が未完成なため、一時的にカンジダ菌の勢力が強くなりやすい環境にあります。
さらに、哺乳瓶の乳首やおしゃぶりの消毒が不十分だったり、授乳する側の乳頭にカンジダ菌が付着していたりすることで口内へ移行することもあります。鵞口瘡自体は軽症であれば自然に治癒することも多い病気ですが、放置して広がりすぎると口内全体に炎症が及び、授乳拒否や体重減少につながる場合があるため軽視は禁物です。