花粉症で耳が詰まる原因は?鼓膜の違和感をスッキリ解消する治し方

花粉症で耳が詰まる原因は?鼓膜の違和感をスッキリ解消する治し方とはどのようなものなのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

花粉の飛散時期に感じる耳の閉塞感(耳閉感)は、決して気のせいではありません。私たちの顔の構造上、鼻の奥(上咽頭)と鼓膜の奥にある「中耳」は、耳管(じかん)と呼ばれる約3.5cmの細い管でつながっています。

正常な状態であれば、耳管は普段閉じており、唾を飲み込んだりあくびをしたりした瞬間にだけ一時的に開くことで、中耳内の気圧を外気圧と同じに調整しています。ところが、花粉症によって鼻の粘膜に激しいアレルギー反応が生じると、その炎症が耳管の開口部まで波及してしまいます。

粘膜が赤く腫れ上がり、過剰に分泌された鼻水が耳管の入り口を塞ぐと、耳管の開閉機能が正常に働かなくなる耳管狭窄症(じかんきょうさくしょう)の状態に陥ります。中耳内の空気が周囲の組織に吸収されて気圧が陰圧(気圧が下がった状態)になり、鼓膜が内側に引っ張られることで、飛行機の降下時やトンネルに入ったときのような強い圧迫感や耳詰まりが生じるのです。

また、アレルギー性鼻炎による耳の奥のかゆみを同時に感じるケースも多く見られます。これは、鼻の奥と耳をつなぐ粘膜に存在する知覚神経(三叉神経や舌咽神経など)が、花粉によるヒスタミンの刺激を受けて興奮するために起こる連動反応です。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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