【2026年現地取材】スパイスとハーブが舞う北の美食都——チェンマイで今起きている「ランナー料理」革命の最前線

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地元の人々に「一番好きなローカルフードは?」と尋ねると、多くの人が即座に名を挙げるのが「カノムジーン・ナムニョウ」だ。米から作った細麺(カノムジーン)に、豚骨出汁、トマト、そして「トゥアナオ」と呼ばれるタイ北部の伝統的な乾燥発酵大豆をベースにした赤みがかったスープをかける。

さらに特徴的なのが、「ドーク・ンギオ」と呼ばれるキワタの花の乾燥させたがくが入っていることだ。これがスープに独特の深みとわずかなとろみを与える。一口すすると、トマトの爽やかな酸味と発酵大豆の強烈なコクが一体となり、日本の味噌ラーメンにも通じるような不思議な懐かしさと深い味わいを感じさせる。もやしやキャベツの千切りをたっぷり乗せていただくのが現地流だ。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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