エアコンのDiy取り付けは本当に得か?爆発・ガス漏れ事故の真実

エアコンのDiy取り付けは本当に得か?爆発・ガス漏れ事故の真実に関する質問を丁寧にまとめました。詳細な解説をご覧ください。

Q1:ホームセンターやネットで売っている「手動式簡易真空ポンプ」でも問題ありませんか?
A1:推奨できません。手動式の簡易ポンプでは配管内の到達真空度が不足し、管内に残存した大気中の水分を十分に気化・排出できません。残留した水分が冷媒ガスやオイルと化学反応を起こしてスラッジ(配管ゴミ)や酸を生成し、数年以内にコンプレッサーを腐食・故障させる原因になります。プロ仕様の電動真空ポンプの使用が必須です。

Q2:既存のエアコンを取り外して、配管をそのまま再利用して自分で新機種を付けられますか?
A2:極めて危険です。一度フレア加工されて締め込まれた銅管の先端は硬化・変形しており、再利用すると高い確率でガス漏れを起こします。また、旧機種で使用されていた冷凍機油が配管内に残存していると、新機種の冷媒(R32)と混ざり合って機器内部の劣化を加速させます。配管は原則として全交換が必要です。

Q3:エアコンの移設時によく聞く「ポンプダウン」を素人が行うリスクは何ですか?
A3:ポンプダウン(室外機へ冷媒を回収する作業)は、配管内のバルブ操作順序や運転時間を秒単位で管理する高度な工程です。低圧側のバルブを閉め忘れたり、配管の破損部分から空気を吸い込ませた状態でコンプレッサーを回し続けると、内部で圧縮爆発を起こす危険性が極めて高くなります。死亡事故例もあるため、無資格・未経験者のポンプダウンは絶対に行ってはなりません。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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