妊娠中のジェルネイルなぜダメ?産婦人科が即オフを求める医療の真実
妊娠中のジェルネイルなぜダメ?産婦人科が即オフを求める医療の真実の重要なポイントについて、専門知識を詳しくお届けします。
「妊娠中、ジェルネイルはいつまで付けていて良いのか」という疑問に対し、周産期医療の基準は明確です。基本方針は「妊娠が判明した時点でできるだけ速やかにオフする」ことです。「臨月(妊娠36週以降)に入る前までなら大丈夫」と自己判断することは大きな危険を伴います。
妊娠初期は、つわりのピークと重なります。ネイルサロン特有の有機溶剤(アセトンや揮発成分)やダストの匂いによって激しい吐き気を引き起こすケースが珍しくありません。また、妊娠初期であっても子宮外妊娠や初期流産に伴う大量出血など、予期せぬ緊急搬送のリスクはゼロではありません。
妊娠中期から後期にかけては、お腹が張りやすくなり、切迫早産で急遽管理入院となる事例が多発します。病棟では専用のアセトンやネイルファイル、UVライトなどのオフ器具は用意されていないため、病院側も対応に苦慮します。臨月に至っては、いつ破水や陣痛が起きても不思議ではないため、指先は常に完全にすっぴんの状態で管理しておく必要があります。