スペースワールド閉園の真相と跡地の現在|消えた名機の行方を追う
スペースワールド閉園の真相と跡地の現在|消えた名機の行方を追うにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
スペースワールドのランドマークとして、JRの車窓や都市高速からもひときわ目立っていたのが、全高約60メートルの「実物大スペースシャトル(ディスカバリー号)模型」です。開園時に巨費を投じて建設されたこの巨大モニュメントは、閉園決定時に保存を求める市民運動が巻き起こりました。
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北九州市や地元企業、さらにはクラウドファンディングによる引き取りや保存の道が模索されたものの、解体撤去を回避することはできませんでした。その最大の障壁となったのは、「移設・維持にかかる莫大なコストと耐震性」です。
シャトル模型を解体せずに移設、または現地保存するためには、土地の明け渡し条件のクリアに加え、耐震補強工事や毎年の塗装メンテナンスに数億円単位の費用が必要と試算されました。引き取り希望の手挙げも条件面で折り合わず、2018年春から重機による解体作業が着手され、北九州の空を彩った銀色の機体は完全に姿を消すこととなりました。