重曹クエン酸水は万病に効くデマ?医師が警告する危険性と噂の真相
重曹クエン酸水は万病に効くデマ?医師が警告する危険性と噂の真相についての真相を徹底解説します。
万病の治療薬という言説はデマであるものの、成分単体で見れば一定の生理作用が存在します。重曹クエン酸水の実際の効果として認められているのは、主にクエン酸の働きによる疲労回復サポートと、炭酸ガスによる爽快感です。
クエン酸は細胞内でエネルギー(ATP)を生み出す「クエン酸回路(TCA回路)」の重要物質であり、運動後の乳酸処理や軽度の疲労感を軽減する作用が報告されています。また、重曹とクエン酸が反応して発生する炭酸ガス(二酸化炭素)は、胃粘膜を適度に刺激して食欲を促す効果が期待できます。
一方で、過剰摂取に伴う副作用も無視できません。重曹とクエン酸が胃の中で急激に反応すると大量のガスが発生し、胃壁が急激に伸展して胃痛や胸焼け、膨満感を引き起こします。さらに、中和反応で生成される塩類の浸透圧作用により、重曹クエン酸水の副作用として下痢や軟便を発症するケースも頻発しています。