紀州のドンファン元妻・須藤早貴の現在と判決!生い立ちと遺産疑惑の真相
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公判を通じて検察側が指摘した犯行の動機は、極めて冷酷な金銭欲でした。結婚生活が始まってわずか数カ月で、野崎氏は須藤被告の冷淡な態度に愛想を尽かし、周囲に「離婚したい」と漏らしていました。もし離婚されれば、毎月支給されていた100万円の手当は途絶え、莫大な遺産を手に入れる権利も失われます。
「離婚を切り出される前に殺害し、配偶者としての法定相続権を確定させて遺産を独占しようとした」――これが検察側の描いたシナリオでした。野崎氏の遺産総額は、不動産や預貯金、有価証券などを合わせて13億円以上にのぼると見積もられていました。
しかし、須藤被告の計算を大きく狂わせたのが、野崎氏が生前に遺していた「全財産を田辺市に寄付する」という自筆の遺言書の存在です。親族側が遺言書の無効を訴える民事訴訟を起こしていましたが、裁判所は遺言書を有効と認定。さらに、配偶者に認められる最低限の遺産取り分(遺留分)についても、殺人罪で有罪判決が確定すれば「相続欠格」となり、1円たりとも遺産を受け取ることはできません。