固有種の危機か外来種の猛威か?沖縄の森を揺るがす生態系異変

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昼間の木漏れ日の中、かつて庭先や公園の樹幹で当たり前に見られたオキナワキノボリトカゲ。喉の鮮やかな黄緑色を膨らませて縄張りを誇示する姿は、沖縄の原風景そのものだった。しかし、その絶対的な地位が揺らいでいる。

環境省が特定外来生物に指定する侵略者、グリーンアノールの急激な勢力拡大が原因だ。驚異的な繁殖力と敏捷性を誇るアノールは、先住トカゲの餌となる昆虫類を根こそぎ奪い去り、ときには幼体を捕食する。緑の樹上で繰り広げられる生存競争は、在来トカゲを深い森の奥へと容赦なく追い詰めている。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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