有名企業の社章一覧!胸元に輝くバッジデザインの歴史と格付け徹底解剖
有名企業の社章一覧!胸元に輝くバッジデザインの歴史と格付け徹底解剖にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
誰もがひと目で認識できる大手企業のシンボルマーク。その胸元に収まる小さなバッジには、数世代にわたって受け継がれてきた創業精神と、緻密に計算された幾何学デザインが融合しています。
日本屈指のブランド力を誇る三菱グループの「スリーダイヤ」は、土佐藩主・山内家の家紋である「三つ柏」と、創業者・岩崎弥太郎の生家である岩崎家の家紋「三階菱」を重ね合わせて考案されました。中央から放射状に広がる3枚の菱形は、現在もグループ各社の結束と揺るぎない信頼性を象徴しています。バッジの多くは純銀の台座に深紅の七宝(しっぽう)焼きが施されており、工芸品レベルの重厚感を誇ります。
世界に冠たるトヨタ自動車の社章デザインは、1989年の会社創立50周年を機に制定されたCIマークがベースです。組み合わされた3つの楕円には「ユーザーの心」「クルマの心」、そしてそれらを結びつけて世界へ羽ばたく「無限の広がり」という3つの想いが込められています。縦横比や線の太さに至るまで極めて精緻に計算されており、どの角度から見ても立体感と先進性を失わない機能美が宿っています。
さらに、日立製作所の力強い「日立マーク」(日と立を組み合わせた幾何学模様)や、パナソニックの洗練されたレタリングバッジなど、名門製造業のエンブレムにも技術立国・日本を牽引してきた自負が色濃く刻まれています。