沖縄の甲子園優勝史!沖縄尚学の快挙と興南春夏連覇の奇跡を徹底解剖
沖縄の甲子園優勝史!沖縄尚学の快挙と興南春夏連覇の奇跡を徹底解剖の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。
日本中の高校野球ファンに強烈なインパクトを残したのが、2010年の興南高校による史上6校目の甲子園春夏連覇です。春のセンバツ、夏の選手権の双方を同一年に制覇する偉業は、松坂大輔を擁した1998年の横浜高校以来、実に12年ぶりの快挙でした。
このチームの中心にいたのが、トルネード投法と呼ばれる独特のフォームからキレ味鋭い直球とスライダーを投げ込んだ島袋洋奨投手です。島袋投手は春夏の甲子園全11試合に登板し、強打の相手打線をねじ伏せ続けました。春の決勝・日大三高戦では延長12回の熱闘を投げ抜いて10対5で勝利し、夏の選手権大会でも6試合で計783球を投げ抜き、驚異的なスタミナと精神力を見せつけました。
興南の強さは投手力だけに留まりませんでした。主将の我如古盛次内野手を筆頭に、国吉大陸、銘苅圭介、慶田城開、山川大策ら上位から下位まで切れ目のない打線が猛威を振るいました。夏の決勝戦では東海大相模を相手に19安打を浴びせ、13対1と大差をつけて圧勝。走攻守、そしてベンチワークのすべてが極限まで研ぎ澄まされた完成度の高いチームでした。