なぜ「ガム」と呼ぶ?ガムシロップの由来と噂の真相・黄金比レシピ
なぜ「ガム」と呼ぶ?ガムシロップの由来と噂の真相・黄金比レシピについて詳しく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
氷の入った冷たいアイスコーヒーに粒の砂糖を入れても、底に沈んでなかなか溶けません。水分子の運動が鈍い低温環境下では、固体の結晶を崩すのに膨大な時間がかかるためです。一方、あらかじめ液体として分子が分散しているガムシロップは、冷たい飲料に注いでも瞬時に全体へ拡散します。
さらに、喫茶店やコンビニで提供されるポーションタイプのガムシロップは、砂糖水とは異なる原材料で製造されているケースが一般的です。パッケージの裏面表示を見ると、主原料として「果糖ブドウ糖液糖(異性化糖)」が記載されています。
トウモロコシやジャガイモなどのデンプンを酵素で分解・異性化して作られるこの液体甘味料は、低温であればあるほど甘みを強く感じるという独特の性質を持ちます。この特性こそが、冷たいアイスドリンクに最適な甘味料として市販ポーションに広く採用されている最大の理由です。