目の中に消えた?コンタクト放置の危険と緊急セルフチェック法
目の中に消えた?コンタクト放置の危険と緊急セルフチェック法について見逃せない 注意点を分かりやすく解説いたします。
「レンズが目の裏側に入り込んで、脳や頭の奥に行ってしまったらどうしよう」。そんなパニックに近い恐怖を吐露する患者は後を絶たない。しかし、眼科学の医学的アプローチから言えば、レンズが目の「真裏」へ通り抜ける構造的可能性は100%存在しない。
人間の目の構造は、まぶたの裏側と白目の表面が「結膜嚢(けつまくのう)」と呼ばれる袋状の粘膜でしっかりつながっている。行き止まりの構造だ。どんなにレンズが激しくズレようとも、この袋の最深部で物理的にストップする。ただし、安心はできない。折りたたまれた状態で結膜嚢の奥深くに挟まったままになると、慢性的な圧迫と異物反応を引き起こし、深刻な組織ダメージへ発展するからだ。