水泳部の中学女子が直面する壁とは?独自取材で迫る成長と勝敗の境目
水泳部の中学女子が直面する壁とは?独自取材で迫る成長と勝敗の境目とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
0.01秒を削る競泳の世界において、ギア選びは勝敗を分ける決定打になり得る。競技会で使用するレース用水着は、世界水泳連盟(World Aquatics)および日本水泳連盟の公認規定に厳格に準拠していなければならない。近年は締め付けの強さ(コンプレッション性)だけでなく、股関節の動かしやすさや筋肉のブレを抑えるサポート機能が格段に向上している。
スポーツ用品産業を牽引する二大ブランド、ミズノ株式会社とアリーナ (arena)の最新モデル開発競争は、中学生スイマーの選択肢を大きく広げた。ミズノ株式会社が展開するフラッグシップモデルは、独自の布帛素材とスリット構造によってキック時のアップ&ダウンをアシストし、後半の失速を防ぐ設計が際立つ。対するアリーナ (arena)は、異素材の組み合わせによる適度なホールド感と水着内の流水抵抗を抑える表面加工技術に強みがあり、しなやかな泳ぎを求める選手から絶大な支持を集めている。
「きつければきついほどタイムが出る」という思い込みで過度な締め付けの水着を選び、レース後半で足が動かなくなる失敗談は後を絶たない。自身の泳法がピッチ型なのかストローク型なのか、あるいは長距離寄りなのかスプリント寄りなのかを見極め、試着会などで実際の着用感を確かめた上でセレクトすることが不可欠だ。