丸ナス極上レシピ大全!トロトロ田楽や肉詰め・プロの下処理術

丸ナス極上レシピ大全!トロトロ田楽や肉詰め・プロの下処理術に関する最新の話題を丁寧に解説いたします。

丸ナスを調理する際、多くの人が直面するのが「皮の固さ」と「中心部への火の通りにくさ」です。長ナスと同じ感覚で大きめにカットして火にかけると、表面だけが焦げて中は生焼けになったり、皮が口に残ってしまったりします。これらを解消し、料亭のような舌触りを生み出す鍵は下準備にあります。

まず押さえたいのが丸ナスの下処理とアク抜きの手順です。ヘタを切り落としたら、皮の表面に深さ2〜3mm程度の「格子状の隠し包丁」を細かく入れます。こうすることで熱と油が芯まで素早く行き渡り、皮の固さがまったく気にならなくなります。皮を完全に剥いてしまうと果肉が崩れやすくなるため、縞目に薄く剥くか、隠し包丁を入れる方法が最適です。

切った後は、断面の褐変を防ぎエグ味を取り除くため、薄い塩水に約10分さらすのが鉄則です。真水よりも薄い塩水(水1リットルに対して塩小さじ1程度)を使うことで、浸透圧の働きにより余分な水分とアクが抜け、油を吸いすぎるのも防げます。水気をペーパータオルでしっかりと拭き取ってから調理に移りましょう。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest