【医師取材】痰が苦い原因とは?喉の違和感に潜む病気と受診の目安

【医師取材】痰が苦い原因とは?喉の違和感に潜む病気と受診の目安についての疑問解決ガイドをお届けします。

気管支や肺に炎症が及ぶ「急性気管支炎」や「慢性気管支炎」でも、苦い痰が発生します。気管支粘膜がウイルスや細菌に感染すると、局所で激しい免疫反応が起こり、膿性分泌物が増加します。咳とともに深くからせり上がってくる痰が黄色や緑色で苦い場合、下気道での感染が進行している証拠です。

一方で、病気の治療のために服用している内服薬の副作用によって痰や口内が苦くなる現象も見過ごせません。特に一部の抗生物質(マクロライド系やキノロン系など)や睡眠薬、抗うつ薬は、薬の成分そのものが唾液や気道粘膜に分泌されたり、味覚細胞に作用したりして強い苦味をもたらします。

「抗生物質を飲み始めてから痰や唾液が苦くなった」という場合、感染症による膿の影響と薬剤性の一時的な副作用の双方が考えられます。処方薬の服用開始時期と症状の一致が見られる場合は、自己判断で服薬を中止せず主治医に相談しましょう。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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