ゲジゲジに似てる虫の正体は?危険なムカデとの見分け方と駆除対策
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西日本や山間部の住宅、古い木造家屋などでは、足を広げた全長が15cm〜20cmにも達する巨大な「オオゲジ」が出現することがあります。その怪獣のような威容からパニックを引き起こしがちですが、彼らの生態を知ると見え方が一変します。
オオゲジを含むゲジ科の生物は、極めて高い捕食能力を持つ「ハンター」です。長い足と高度な複眼を活かし、人間にとっての衛生害虫であるクロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ダニ、シロアリ、ハエなどを素早く追い詰めて捕食します。飛び跳ねる昆虫を空中で器用に足で絡め取って捕まえるほどの反射神経を誇ります。
さらに、ゲジゲジは非常にきれい好きで、獲物を食べた後は長い足を1本ずつ口でお手入れする習性があります。病原菌を媒介することもなく、木材や食品を食害することも一切ありません。
見た目があまりにも不気味なため「不快害虫」として嫌われてしまいますが、人間に対して直接的な危害を加えないばかりか、家屋内の害虫を自動的に駆除してくれる「天然の防虫システム」とも言える頼もしい存在なのです。