髪を切る頻度の正解は?長さ別の最適周期と綺麗に伸ばす秘策を解説
髪を切る頻度の正解は?長さ別の最適周期と綺麗に伸ばす秘策を解説について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
SNSの投稿や知恵袋などの相談事例を精査すると、「美容院代を浮かせたい」「早くロングにしたいから半年間ハサミを入れていない」という声が頻繁に見受けられます。しかし、都内激戦区でサロンワークを行う複数のトップスタイリストに取材を行うと、現場からは警鐘を鳴らす証言が相次ぎます。
取材に応じたベテランスタイリストは、現場の実情について次のように明かします。
「半年ぶりにご来店されて『傷んでいるところだけ切って伸ばしたい』とおっしゃるお客様の毛先をマイクロスコープで拝見すると、ほぼ例外なく枝毛放置のデメリットが深刻化しています。毛先数ミリの枝毛をそのままにしておくと、裂け目は竹を割るように髪の根元側へ向かって数十ミリ単位で駆け上がっていきます。結果として、傷んだ部分を取り除くために5cm以上バッサリ切らざるを得なくなり、半年間の努力が水泡に帰してしまうケースが後を絶ちません」
毛髪の外側を覆うキューティクルが剥がれ落ちると、内部のコルテックス(タンパク質)や水分が流出します。スカスカになった毛先は静電気や日常のブラッシングによる摩擦に弱くなり、わずかな刺激でブツブツと途中で切れる「切れ毛」を併発します。伸ばしている最中であっても、「傷む前に毛先を切る」という先回りメンテナンスこそが、結果として最も早く髪を伸ばす絶対条件です。