楽天4.3倍ブルで大損する真相とは?評判と繰上償還リスクを徹底解剖

楽天4.3倍ブルで大損する真相とは?評判と繰上償還リスクを徹底解剖に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

投資コミュニティにおいて「楽天4.3倍ブルで資産の大半を失った」「ナンピン買いを続けたら壊滅的な損失になった」という体験談が頻繁に語られる背景には、レバレッジ投資信託特有の数学的・構造的な減価(ボラティリティ・ドラッグ)が存在します。

レバレッジ商品は、原資産となる指数が「上昇と下落を繰り返す保ち合い相場」に陥った場合、指数そのものが元の水準に戻っても、基準価額が押し下げられていく特性を持っています。例えば、日経平均が初日に10%上昇し、翌日に約9.09%下落して元の価格に戻ったケースを想定します。等倍の現物指数はプラスマイナスゼロですが、4.3倍ブルの場合、初日に43%上昇(100→143)した後、翌日に約39.09%下落(143×0.6091≒87.1)するため、指数が元通りになっても資産は約13%も削り取られてしまいます。

さらに、下落相場におけるダメージは致命的です。基準価額が50%下落した場合、元本を回復するためには100%(2倍)の上昇が必要となりますが、4.3倍ブルで80%〜90%規模のドローダウンを記録した場合、原指数の上昇局面が訪れたとしても、削られた元本から元の水準まで買い戻すことは数学的にほぼ不可能に近い状態へと追い込まれます。これこそが、初心者が「いつか戻るだろう」と安易に長期保有して大損する最大のメカニズムです。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest