アルフィー『星空のディスタンス』歌詞の真相と桜井賢が放つ奇跡の歌声
今注目を集めている アルフィー『星空のディスタンス』歌詞の真相と桜井賢が放つ奇跡の歌声について、詳しいまとめを整理して公開しています。
本作の誕生には、バンドの命運を賭けた壮絶なクリエイティブのドラマが存在しました。1983年、シングル『メリーアン』がオリコンチャート上位に進出し、結成10年目にして悲願の大ブレイクを果たしたTHE ALFEE。音楽業界において「一発屋」で終わるか、トップランナーとして定着するかを決定づけるのが、ブレイク直後の次作でした。
コンポーザーの高見沢俊彦は、フォークロックの哀愁を帯びていた『メリーアン』に対し、次はより骨太でドライヴ感のある本格的ハードロック歌謡を提示することを決意します。そこで迎えたのが、シンガーソングライターであり盟友の高橋研でした。高見沢俊彦の持つ華麗で耽美的な世界観に、高橋研の得意とするスピード感あふれるロックの語彙、都会的な孤独のスケッチが融合することで、化学反応が引き起こされたのです。
関係者の回想録や当時のインタビューによると、歌詞制作の現場では、一行ごとにメロディとの親和性や発音の抜けの良さが徹底的に推敲されたといいます。特にサビ頭の「ディスタンス」と「レジスタンス」の鮮烈な脚韻は、計算し尽くされた言葉の研磨から生まれた賜物でした。さらに、本作はTBS系金曜ドラマ『うちの子にかぎって…』(田村正和主演)の主題歌に抜擢。学級崩壊や思春期の揺らぎを描くコメディドラマと、重厚なロックナンバーという鮮烈なギャップが当時の視聴者に強烈なインパクトを与え、連続メガヒットという金字塔を打ち立てることになりました。