スマイリーキクチ元ヤン説の真相|足立区の生い立ちと冤罪デマ被害の全貌
今注目を集めている スマイリーキクチ元ヤン説の真相|足立区の生い立ちと冤罪デマ被害の全貌について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。
1999年春、当時黎明期だったインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」に、突如として悪夢の引き金となる投稿が書き込まれました。「スマイリーキクチはコンクリート詰め殺人事件の犯人の一人である」という、完全な捏造デマです。
発端は、あるユーザーが「足立区出身」「年齢が犯行グループと近い」「元ボクサーだから喧嘩が強いはず」という身勝手な連想ゲームから書き込んだ憶測でした。これがまたたく間に「公然の秘密」としてネット上で信じ込まれ、個人ブログやまとめサイトへ転載されていきました。
当時の所属事務所である太田プロダクションやテレビ局には、連日「凶悪殺人犯をテレビに出すな」「スポンサーを降りろ」「芸能界から追放しろ」といった脅迫めいた抗議電話やメールが殺到。本人のブログが開設されると、数万件規模の殺害予告や誹謗中傷コメントが連日浴びせられる事態に陥りました。仕事は激減し、いつ通り魔に襲われるか分からない極限の恐怖から、カーテンを閉め切った部屋で精神安定剤を服用しながら耐え忍ぶ日々が続きました。
事態が大きく動いたのは、被害発生から約10年が経過した2008年のことです。中野警察署の熱心な捜査員との出会いを機に、警視庁は本格的な捜査を開始。2009年、ブログに脅迫や名誉毀損の書き込みを行った男女19人(17歳から47歳まで、会社員、公務員、無職など全国各地の一般人)が一斉に書類送検されるという、日本のインターネット史上前例のない大規模刑事事件へと発展しました。