エルメスの車は実在する?前澤友作の愛車や超豪華コラボの全貌を解剖
エルメスの車は実在する?前澤友作の愛車や超豪華コラボの全貌を解剖の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
エルメスが手がけた自動車コラボレーションの中でも、日本国内で最も強烈なインパクトを残したのが、実業家の前澤友作氏が発注した「ロールス・ロイス・ファントム織部(Oribe)」です。2026年に納車が公表されたこのワンオフモデルは、ロールス・ロイスの最高峰サルーン「ファントム」をベースに、エルメスとロールス・ロイスのビスポーク部門が約3年半の共同開発期間を経て完成させました。
前澤氏が収集する日本古来の陶芸「織部焼」からインスピレーションを得たエクステリアは、深みのある特注色「MZ織部グリーン」とクリーム色の美しいツートンカラーで塗装されています。この専用グリーン塗料は前澤氏のプライベートジェットにも同一のものが使用できるように開発されたという徹底ぶりです。
内装のキャビンには、ステアリングホイール、ギアセレクター、エアコン操作ダイヤルに至るまで、エルメスの職人が手作業で張り込んだ「エネアグリーン」の最高級レザーが惜しみなく奢られています。さらに助手席前のダッシュボード「ザ・ギャラリー」には、フランスの著名なイラストレーターである故ピエール・ペロン氏のスカーフ(カレ)の図案をもとに、オープンポア・ロイヤル・ウォールナット材へ手彫りで施した寄木細工のアートが埋め込まれています。
エルメスとのコラボレーションはロールス・ロイスだけに留まりません。海外の著名コレクターによる特注ハイパーカーや、過去の記念モデルにも歴史に名を刻む傑作が存在します。
- ブガッティ・シロン エルメス・エディション(Bugatti Chiron habillé par Hermès):米国の不動産王マニー・コシュビン氏がオーダー。車体からホイール、インテリアに至るまでエルメスの専用チョークホワイト「クレ(Craie)」で統一され、フロントグリルには「H」モノグラムの専用メッシュを採用。内装にはカシミアパネルと最高級レザーが組み合わされています。
- パガーニ・ウアイラ エルメス・エディション(Pagani Huayra Hermès Edition):同じくマニー・コシュビン氏の特注車。カーボンボディにエルメスのシグネチャーカラーを纏い、シフトノブやシートにエルメス純正のレザーワークが施された芸術的ハイパーカーです。
- ブガッティ・ヴェイロン Fbg par Hermès(2008年):創業者エットーレ・ブガッティとエミール・エルメスの歴史的親交を記念して発表された限定モデル。ホイールデザインは1924年の名車タイプ35へのオマージュとなっています。
- スマート・フォーツー エルメス特別仕様車(Édition Hermès / 2008年):スマート発売10周年を記念して製作された希少なコンパクトカー。内装にはエルメスの代表的なグレインレザー「トリヨン・クレマンス」が贅沢に使用されました。