アイビスの髪の毛の塗り方決定版!プロ級の透明感を出す黄金比とは

アイビスの髪の毛の塗り方決定版!プロ級の透明感を出す黄金比とはにまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

透明感のある髪の塗り方を実現する上で、ブラシ選びと並んで決定的な役割を果たすのが「髪の毛の塗り方におけるレイヤー構成」と「不透明度(オパシティ)の微調整」です。イラスト専門メディア「お絵かき図鑑」で公開されたクリエイター・雪村りんご氏のメイキング手順によると、ベースカラーを塗りつぶした後の最初の工程として「乗算レイヤーの不透明度を61%前後に設定し、エアブラシで影をのせる」という極めて具体的な数値アプローチが採用されています。

なぜ100%のまま塗らずに「61%前後」に落とすのでしょうか。これは、乗算レイヤーを100%のまま強い色で塗るとベースカラーとの境界が硬くなりすぎ、髪特有のやわらかな曲面が損なわれるためです。あらかじめ不透明度を60%台に抑えた乗算レイヤーで頭頂部や毛先にふんわりとエアブラシをかけ、その上に「新しい乗算レイヤー」を重ねて髪の流れに沿ったシャープな影を描き足すことで、空気を含んだような奥行きが生まれます。

また、同メディアで解説されたりらりんりらん氏の「透明感のある髪の塗り方」では、使用するブラシ設定としてアイビスペイントのデフォルト機能である「エアブラシ(三角)」と、人気のカスタムペン「めろめろぺん」の2種類を組み合わせる手法が紹介されています。硬すぎず適度なインク溜まりと抜きが表現できるカスタムペンで毛束のシルエットを取り、エアブラシ(三角)で肌の透け感やグラデーションを整えるのが、2026年現在のアイビスユーザーにおける王道セッティングです。

レイヤー階層(下から順)ブレンドモード・不透明度データ推奨ブラシ設定(アイビス)編集部の見解・役割の評価1. ベース(下地)通常(100%)塗りつぶしツール/Gペン(ハード)すべての土台。隙間なく塗ることで後のクリッピング機能が正確に作動する。2. 全体グラデ・1影乗算(約61%)※クリッピングONエアブラシ(三角)/めろめろぺん球体としての頭部の丸みを表現。不透明度60%台がくすみを防ぐ絶妙なライン。3. 毛束の落ち影・2影乗算(75%〜85%)※クリッピングONめろめろぺん/フェードペン髪の流れに沿った濃い影。首元や前髪の裏側に入れ、画面を引き締める。4. 肌の透け感・反射光通常 または スクリーン(30%〜45%)エアブラシ(三角)前髪の先端におでこの肌色をスポイトして薄く乗せ、透明感のある髪を演出。5. ツヤ・ハイライト加算・発光(50%〜70%)Gペン(ソフト)/カスタムハイライト天使の輪や光沢を付与。面積を全体の3%以下に絞るのがプロっぽさの秘訣。

このレイヤー構成を実践する際、絶対に忘れてはならないのがアイビスペイントの「クリッピング」ボタンです。ベースレイヤーの上に作った乗算レイヤーや加算・発光レイヤーに対してすべてクリッピングをONにすることで、どれほど大胆にエアブラシを振ってもベースの色からはみ出さなくなり、作業時間を従来の半分以下に短縮できます。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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