パックと化粧水の順番はどっち?肌トラブルを防ぐ正解手順と落とし穴
パックと化粧水の順番はどっち?肌トラブルを防ぐ正解手順と落とし穴についての疑問解決ガイドをご紹介します。
「シートマスクは化粧水の代わりになるのか、それとも美容液の代わりなのか」という疑問に対する答えは、その製品が「化粧水仕立て」か「美容液仕立て」かによって明確に分かれる。スキンケアの基本原則は、油分が少なく分子量の小さい水溶性成分から順に肌へ届け、油分の多いアイテムで密閉することにある。この原則を無視すると、成分の浸透が妨げられるばかりか、パックの効果そのものが半減してしまう。
まず、30枚入りなどで販売されている大容量のデイリーマスクは、ベースが「化粧水」と同じ処方で作られているケースが大半を占める。この化粧水タイプのシートマスクを使う場合、フェイスパックを使うタイミングは洗顔後すぐの無垢な肌が基本となる。洗顔直後の乾燥しやすい素肌へすばやく水分を補給する役割を果たすため、別途化粧水をつける必要はない。
一方で、1枚ずつ個包装されたプレミアムマスクや韓国コスメの高濃度アンプルマスクなどは、濃厚な「美容液」が贅沢に染み込んでいる。この美容液タイプのパックを使用する際は、化粧水で肌のキメを整えてからパックを乗せるのが正解だ。乾いたスポンジに濃厚なジェルを塗布しても表面に留まってしまうように、人間の角層もあらかじめ化粧水で水分を満たし、柔軟性を高めておかなければ、分子量の大きな美容成分を角層深くまで引き込むことができないからだ。
なお、スキンケアの最初に使う導入化粧水(ブースター)を取り入れている場合は、「導入化粧水 ➔ パック」の順番を徹底したい。角層の角質細胞間脂質を一時的に整えて浸透ルートを確保するため、化粧水タイプ・美容液タイプいずれのパックであっても、ブースターを先行させることで浸透効率が格段に跳ね上がる。