ブルーベリー夏剪定で来年の収穫が激変!失敗しない切り方と最適時期
今注目を集めている ブルーベリー夏剪定で来年の収穫が激変!失敗しない切り方と最適時期について、主要な情報をご紹介しています。
夏の剪定でハサミを入れる場所は、冬の強剪定とは明確に目的が異なります。冬は木全体の骨格をダイナミックに更新しますが、夏は「不要なエネルギー消費を止め、花芽を作らせる刺激を与える」ためのピンポイントな作業に徹します。
1. 徒長枝の切り落とし方と切り戻しの基準
春から初夏にかけて勢いよく真上へ飛び出した徒長枝(とちょうし)は、節間が長く軟弱で、そのまま放置しても良い花芽がつきません。こうした枝は、周囲の枝と同じ高さになる位置、あるいは枝元から3分の1から半分程度の長さまでバッサリと切り戻します。切る位置は、株の外側に向かって伸びている健全な葉のすぐ上(外芽の上約5mm)を狙います。内側を向いた芽の上で切ると、再び株の内側に枝が伸びて日当たりを悪化させるため注意が必要です。
2. 摘心の正しいタイミングと側枝の発生
今年新しく伸びてきた元気な枝に対して行うのが摘心(てきしん・ピンチ)です。枝の長さが30〜40cm程度に達した初夏から夏の早い段階で、先端の柔らかい新芽を指先やハサミで数センチ摘み取ります。先端の生長点を止めることで頂芽優勢が打破され、下部の節から2〜3本の充実した側枝が発生します。この新しく分枝した短い枝こそが、秋口に最高品質の花芽を多数宿す結実母枝へと進化します。
3. シュートの剪定と処理方法
地際から勢いよく突き出してくる太い枝を「シュート(サッカー/ひこばえ)」と呼びます。株を若返らせる更新用の主軸枝として利用したい太く力強いシュートは、地上40〜50cm前後の高さで芯止めを行い、枝分かれを促します。一方で、爪楊枝や割り箸のように細くヒョロヒョロと群生しているシュートは、株元の風通しを著しく損ない病害虫の温床となるため、地際の付け根からハサミを入れて完全に間引き剪定します。