シャフリングベビーとは?歩く時期と発達障害の噂を小児科視点で検証
シャフリングベビーとは?歩く時期と発達障害の噂を小児科視点で検証について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
Q1:お尻歩きばかりしていると、背骨や骨盤が歪む心配はありませんか?
A1:日常生活の中でお尻歩きをしている程度で、骨盤や背骨が恒久的に変形する心配は基本的にありません。乳幼児の骨や軟骨は弾力性に富んでおり、成長に伴って立ち上がり、自立歩行を始めれば自然と正しい骨格バランスへと整っていきます。ただし、常に片側のお尻だけを極端に酷使して移動しているなど、左右差が著しい場合は健診時に医師へ相談してください。
Q2:足裏の感覚過敏を和らげるために、家庭でできるアプローチはありますか?
A2:無理に立たせるのではなく、スキンシップを通じた足裏への刺激遊びが効果的です。お風呂上がりやオムツ替えの際に足裏を優しくマッサージする、芝生や毛足の長いじゅうたん、畳など多様な素材の上に座らせて足裏で感触を確かめさせる、保護者の太ももの上に立たせてピョンピョンとリズミカルにジャンプさせる「高い高い遊び」などが推奨されます。本人が嫌がったら即座に中断し、楽しい遊びの範囲内で行うことが重要です。
Q3:1歳6ヶ月健診で「要再検査」と言われたら、療育に通う必要がありますか?
A3:独り歩きが未達成という理由だけで、即座に療育(児童発達支援)への通所が決定することはありません。通常は1歳9ヶ月や2歳時点でのフォロー健診が設定され、専門医による神経学的診察(筋緊張や腱反射の確認)が行われます。そこで良性のシャフリングベビーと診断されれば、特別な介入を行わず自然な発達を待つ経過観察となるのが大半です。